大網白里市で大網中の学生を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、You-Youスクールみずほ台の塾長の佐藤です。
この仕事に就いて早20年以上が経ちました。今日は、当塾で「成績がぐーんと上がった」というお子さんたちについてお話ししたいと思います。
普段からダラダラとテレビやスマホを見ていたり、ゲームをして勉強に集中できないというお子さんは多いと思いますが、成績上位者の多くは「気持ちの切り替えが上手な子」です。
以前に「自宅学習が0.5時間以下でも学年6位」というお子さんを紹介しましたが、ほかにも大変優秀な卒業生で「塾に来ているときは一生懸命勉強しましたが、家では全然やりませんでした」という子もいました(卒業時に「じつは自宅ではノー勉だった…」と衝撃の告白をされました)。
これらの子どもたちに共通しているのは気持ちの切り替えが上手で、「勉強をするときは全集中で行い、遊ぶときはしっかり遊ぶ」という点です。
脳は、新しいことに取り組むことで神経回路が強化されるそうです。特に、子供のうちはたくさん遊ぶことが推奨されています。
例えば、学校教育の改革に多くの実績を残した藤原和博さんによると、子どもの頃に十分遊べなかった人は将来的に伸びにくいと指摘しています。
具体的には、遊びを通じて創造力や問題解決能力が育まれるため、遊びの経験が不足しているとこれらの能力が十分に発達しないというのです。
他にも、米航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所では、「最高の学校を最高の成績で卒業したエリート」よりも、「子どもの頃に手を使ってユニークな遊びをしていた若者」を採用しているそうです。
その理由は、「子どものときにモノを作り、遊んだ経歴に特徴のある人が、問題解決をいちばん得意とする人たちだった」ことがわかったからだそうです。
というわけで、夏休みは思いっきり体を動かして、たくさん遊んで、楽しい思い出を作りながら脳を活性化させましょう!
それでも勉強が気になりますか?
大丈夫です。夏期講習の後半からは、みっちりと”しごきます”ので!!
受験生の皆さんは、この夏が勝負です!夏休み中も勉強を続けましょう。
息抜きも大切ですが、勉強とのバランスを取りながら、目標に向かって確実に進めていきましょう。