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「入試」で実力が発揮できないのはなぜ?

大網白里市で大網中の学生を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、You-Youスクールみずほ台の塾長の佐藤です。

2月になりました。世間は受験シーズン真っ只中。You-Youスクールみずほ台でも学期末テスト対策(中1・中2)と受験対策(中3)がはじまりました。

以前のブログで定期テストと入試は違うという話をしました。今日はそのことについて、もう少し詳しくお話ししようと思います。

普段からコツコツと勉強しているお子さんでも、模試や入試の結果が期待通りにいかないことがよくあります。これは、普段の学習の延長でそのまま受験勉強を始めてしまったことに原因があると考えられます。

なぜなら、定期テストと入試では、以下のような違いがあるからです。

【範囲とレベル】

定期テスト授業で習った内容を中心に出題し、基礎レベルが問われる
高校入試幅広い範囲から出題され、応用力を問う難しい問題も含まれる


【目的】

定期テスト点を取るためのテスト。授業内容の理解と定着を確認する
高校入試落とすためのテスト。受験生の実力や戦略を評価する


なんとなく違いがわかってきたでしょうか。そうなんです。勉強法や問題への取り組みも違うのです。

【勉強法】

定期テスト授業の復習と予習の積み重ねが大事。苦手分野を克服する
高校入試過去問を解いて出題傾向を把握する。よく出る範囲を重点的におさらいする

入試では「戦略的に解く」ことが求められます。そうお話しすると、「それならば普段から入試に出る部分だけ学習すれば効率が良い(タイパがいい)のでは?」と考えるかもしれません。

しかし、それは大きな誤解です。

中学校で教わる内容は、国が定める学習指導要領に基づいており、全てのお子さんが身につけるべき基本的な知識や考える力を育むためのものです。ある意味、義務教育で学ぶ内容は「できれば日本人として最低限持っておいてほしい」という国からのメッセージとも言えます。

ですから、たとえ高校入試であまり出題されない分野であっても、その後の大学受験や資格試験で土台となりますし、社会に出たときには「既に知っていること」として話が進んでいきます。

You-Youスクールみずほ台では、基礎学習を決しておろそかにしません。未来を担う皆さんが、将来いろいろな選択肢を持てるよう、より可能性が広がるよう、日々指導しています。

というわけで、中3の生徒さんには「入試の極意」という資料をお渡ししました。ぜひご家庭でも目を通していただき、これからの学習に役立てていただければと思います。

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この記事を書いた先生

佐藤 雅大のアバター 佐藤 雅大 You-Youスクールみずほ台 塾長

東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒業。教育コーチング有資格者。趣味はドライブ、映画鑑賞、クラシック音楽鑑賞(ピアノ・バイオリン)、演劇鑑賞、食べ歩きなど。好きな食べ物はカレー。動物大好き!

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