大網白里市で主に大網中学校の生徒を中心に、みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、You-Youスクールみずほ台の塾長の佐藤です。
日曜日、お台場のビックトップで公演中のシルク・ドゥ・ソレイユの「アレグリア 新たなる光」を観てきました!
当日はあいにくの雨模様でしたが、会場となったビックトップは超満員。観客席を見たところ、空席はなかったようでした。
日本公演は約5年ぶりということで、待っていましたというところなのでしょうね!
このシルク・ドゥ・ソレイユの運営会社ですが、実はコロナ禍で破綻してしまったのです。
新型コロナの感染拡大で2020年に世界中で開催予定だった44公演の全てが中止に追い込まれ、さらに同年3月には全従業員の95%に相当する4,679人を一時解雇すると発表しました。その結果、総負債額が10億ドル(約1,098億円)にのぼり、この年の6月に破産手続きを開始しています。
シルク・ドゥ・ソレイユはその後、カナダの投資会社に経営権が移り、日本公演が再開されるまでに経営を立て直したそうです。
話を戻して、今回の公演「アレグリア 新たなる光」は、王を亡くし衰退してしまった王国が舞台となっています。
保守的な古い体制を変えようと新しい世代が立ち上がり、国に光と調和をもたらす様子をアクロバットで表現するという舞台の物語が、まるでシルク・ドゥ・ソレイユのこれからを暗示しているかのようでした。
「モノ消費からコト消費の時代へ」と言われて久しいですが、コロナ禍の自粛生活を経て、このような生きた体験が自分の記憶の中に残るのだなあと、その価値について再認識させられました。
印象的だったのは、小さなお子様たちがたくさん観客席にいたことです。小さいうちからこのような素敵な体験をさせてあげるのも、非常に大事なことだと思いました。