大網白里市で主に大網中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、You-Youスクールみずほ台の塾長の佐藤です。
先日、衆議院選挙の期日前投票に行ってきました。選挙は、私たちが国の未来について意見を伝える大切な機会です。自分の一票が社会にどう影響するのかを考えると、なんだか責任を感じますね。

今回は中学生向けに、高校入試によく出る選挙の仕組みについて少しだけお話ししたいと思います。
日本の国会には「衆議院」と「参議院」という二つの議会があり、これを二院制と呼びます。国会議事堂を正面から見て左側が衆議院、右側が参議院です。
衆議院議員の選び方は、全国の各地域から1人を選ぶ「小選挙区制」と、政党ごとに票を入れてその得票数に応じて議席が配分される「比例代表制」の二つが組み合わさっています。この仕組みのおかげで、いろんな立場の意見が国会に反映されるようになっています。
そして、選挙で当選した国会議員は法律を作ったり、国の大事な方針を決めたりする役割を担っています。
いま、若い世代の投票率が少しずつ下がってきているとニュースで話題になっていますが、すごく残念に思います。
それは「政治ってしょせんは自分とは遠い世界の話で、投票したってなにも変わらないでしょ」と思う人が増えているからではないでしょうか。
でも、よく考えてみると、私たち一人ひとりが社会の一員であり、みんなの一票一票が本当に大切なんです。
選挙の話は少し難しく感じるかもしれませんが、社会の仕組みを学んだり、世の中について考えるきっかけにしてもらえたら嬉しいです。
将来みなさんが投票する年齢になったときに、自分の意見を持って社会に参加できるようになってくれたらいいですね。
You-Youスクールみずほ台では授業中に今起きているニュースを話題に取り上げたり、身の回りで起きていることについて考える時間も作っています。
定期テストや受験対策としての意味合いもありますが、社会の仕組みに興味を持ち、大人になったときに自分の頭で考え、自らの意思で社会に参加できるようになってくれたらと思っています!