大網白里市みずほ台で大網中の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、You-Youスクールみずほ台の塾長の佐藤です。
本日、令和7年度千葉県公立高校入試が実施されました。受験生の皆さん、本当にお疲れ様でした!
早速ですが、国語・数学・英語の3科目について振り返ってみます。
「国語」読解力と論理的思考力が問われる内容に
国語の問題構成は昨年度と変わらず、大問は7つ。特に「説明的な文章」(23点)と「文学的な文章」(23点)の配点が高く、文章の内容を正確に理解する力が求められました。
また、「条件作文」(12点)は、フィクションの物語を基にした文章を完成させる形式で、設定を踏まえた表現力が試されました。
全体的に標準的な難易度だったものの、記述式の問題で時間配分が重要だったようです。
「数学」計算力の正確さと応用力が問われる
数学は、昨年度と同じ4つの大問で構成。特に「小問集合」(51点)が多くを占め、計算力の正確さが問われました。
「関数」(15点)や「図形」(40点)では、相似や面積比を利用する応用問題が含まれ、やや難易度が高かったという声も。
総合問題(18点)は、複数分野を組み合わせた出題となり、応用力を問う構成でした。
「英語」リスニングは集中力・作文は実際に使われる表現・読解はスピード
英語は、大問9つで構成され、リスニング(27点)の配点が高い点は例年通りでした。問題のスピードが速く、集中力が求められる内容でした。
また、英作文(8点)は絵を見て表現する問題が含まれ、文法や語彙の正確さだけでなく、実際の会話で使用される表現が問われました。
英文読解(38点)では長文問題が含まれ、読解スピードと内容の理解が鍵となったようです。
総括:基礎を固めつつ、応用力を養うことがカギ
まとめると、今年度の千葉県公立高校入試では、基本的な知識を問う問題が多く出題される一方で、思考力・表現力を試す問題も目立ちました。
特に、
- 国語は読解力と論理的思考力が重要
- 数学は基礎力を固めたうえで応用問題にも対応できるようにする
- 英語はリスニング対策と実践的な表現力が求められた
という点が特徴的でした。
今日は試験開始が遅れて焦った人も多かったと思いますが、初日の試験、本当にお疲れさまでした。
受験を終えた皆さんは、ひとまず今日の努力をねぎらいましょう!
明日も落ち着いて、いつも通りの力を発揮できますように。