大網白里市で主に大網中学校の生徒を中心に、みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、You-Youスクールみずほ台の塾長の佐藤です。
昨日、茂原樟陽高校に進学した当塾の卒業生が、高校で作ったジャムを持ってきてくれました。
その卒業生は、偏差値の高い普通科への進学を希望していましたが、直前になって普通科以外の学習を体験したいということで、農業科に進まれました。
現在は高校3年生なのですが、幼稚園の先生になりたいということで、教育分野への大学進学を希望しているそうです。指定校推薦を希望しているらしく、現時点での評定基準は軽くクリアしているので、後は志望校を決めるだけだそうです。
最近の千葉県の公立高校の入試では、普通科第一志望のお子さんが圧倒に多く、普通科以外の志望者は少数派です。
公立第一志望者の内訳(1月調査段階)
R5年度 普通科志願者30,452名(86.7%) 専門学科志願者4,672名(13.3%)
専門学科は社会に出てから役に立つ技能を学べるので、社会人経験者の立場から申し上げると、そっちの方がいいような気もします。
普通科出身でなくても大学等には進学できますし、逆に言えば、高校で専門的な学びをしている分、推薦で有利に働くことも多いのです。
推薦で有利というのは、大学入試の総合型選抜が増えていることが背景にあります。
実は、今の大学入試では学力テストを通じて選抜される【一般入試】よりも、【総合型選抜】を含めた推薦などの選抜方式で合格する割合が多くなっているのです。
当塾は生徒さんご本人の気持ちを尊重して受験アドバイスを行っています。一般論や大多数が進学するからといった理由で普通科を選択したり、偏差値の高低だけで進学先を選ぶことはお勧めしていません。
実際に当塾では昨年度も千葉商業高校に数名が進学されています。
学習指導も進路指導も時代に応じた個別ならぬ”子別”指導が必要とされているのではないでしょうか。