大網白里市で主に大網中学校の生徒を中心に、みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、You-Youスクールみずほ台の塾長の佐藤です。
今年は4年に一度の「教科書改訂」の年でした。
教科書改訂とは、全国の中学校で使用される教科書が新しくなるということです。主要5教科(国語・数学・英語・理科・社会)の教科書に目を通しましたが、私がとくに衝撃を受けたのが「英語」の教科書です。
少々くだけた表現で恐縮ですが、正直に言って「英語エグっ!」というのが一番しっくりくる感想です。
大網白里市の公立中学校では、開隆堂の『Sunshine(サンシャイン)』が使用されていますが、全国的に最も多く採用されている東京書籍の『NEW HORIZON(ニューホライズン)』であっても、また他の出版社の教科書であっても、いずれも文部科学省の学習指導要領に基づいて作られているため、内容に大きな差はありません。つまり、全国的に見てもこの「英語の難化」は避けられない変化なのです。
そしてこの教科書に出てくる例文と順番、昭和世代の私からすると「これが小1から英語やってきたということなのか」と思わずうなってしまうほど、以前の中1の教科書と比べて前提の知識量が違いすぎます。
つまり、以前であれば、中学2年の終わり頃からでも集中すればなんとか巻き返せた英語の学習が、いまではその挽回する余裕もなく、「中学1年生でゼロから英語を学び直す」ことが、もはや難しくなっているのです。
さらに、もうひとつ大きな問題があります。
授業では「コミュニケーション重視・文法軽視」で進むのに、高校入試では、しっかりと文法力が求められるというギャップです。
学校の授業だけで入試問題に対応できるのか?というと、正直かなり厳しいと感じます。
「じゃあ塾が必要なのか?」と言われれば、必ずしもそうとは言い切れません。ですが、今の英語学習の流れを理解し、それに合わせた対策を早くから始めることが、これまで以上に大切になってきているのは間違いありません。
学力格差が、知らないうちにどんどん広がっていく時代です。
当塾でも、今回の教科書改訂を受けて、内容や指導方針を見直しながら、子どもたちの力をしっかり伸ばせるよう日々試行錯誤を重ねています。
情報は力です。ぜひご家庭でも、今回の教科書改訂をきっかけに、お子さんの学習状況を一度見直してみてくださいね。
中学1年生の空き枠、まだあります。体験のお申込みはこちらからどうぞ。
